セガやセガワールドをはじめとするセガのゲームセンターを運営、遊戯機器のレンタルなどをしている株式会社セガエンタテインメントの親会社であるセガサミーホールディングス株式会社は、11月4日付でセガエンタテインメントの株式 85.1%を株式会社GENDA(ジェンダ)に譲渡することを締結した。
グループ全体でも、新型コロナウイルスの影響を受けていたものの、特にエンタテインメント事業のアミューズメント分野は打撃を受けていた。実際、施設稼働が低下し、2021年3月期第1四半期時点で大幅な損失を計上している。
そのため、早期の売り上げ回復などを目指してきたがその過程において、アミューズメント事業の拡大に強い意欲を持つ株式会社GENDAへセガエンタテインメントの株式の一部を譲渡することの締結を決定した。具体的な取得額などは非公開とされている。
譲渡に伴い、セガサミーホールディングスは2021年3月期に約200億円の特別損失を計上する予定。
この、セガエンタテインメントの株式の一部譲渡により、セガサミーホールディングス株式会社はゲームセンターの事業から撤退することになる。
現在、セガエンタテインメントが運営するアミューズメント施設は約200店舗あるが、そのままGENDAが店舗運営などを行う模様。
GENDAはアミューズメント機器のレンタルや、オンラインクレーンゲーム「LIFEる。」などの運営を行っている。
業界3位の事業規模を誇っていたが...
個人的にはこれからのセガの運営状況が変わるのか非常に気になります。どちらにしろいい方向に転がってもらえることを願います。
◇参考文献
- セガサミーホールディングス株式会社 - 構造改革に伴う特別損失の計上および連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ
- 株式会社GENDA - 株式会社セガ エンタテインメントの株式取得に関するお知らせ
◇各リンク
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